抜け毛を減らす
どうして抜ける・・・?
朝起きて、枕元を確認するたび、思う時期があった
最近小生の抜け毛は減少気味
と言うよりは、抜ける毛の減少により、抜け毛の本数が減った、というのが現実だ
まだ元気に抜けている同胞よ、
抜け毛を減らすためにはまず、抜け毛のメカニズムを知ることが大切では
抜け毛のしくみ
毛髪は1つの毛穴から3本または5本生える
全体量は平均約10万本と言われている
毛穴から3本または5本生えている髪の毛のうち、
主毛と言われるものを除いておよそ3年〜6年前後の周期で毎日自然脱毛と発毛を繰り返し、1日50本〜60本位の髪の毛は自然に抜け落ちる。
これが抜け毛
通常、毛根の一番下の部分にある「毛乳頭」から栄養が受け渡された「毛母細胞」が
細胞分裂を繰り返すことによって髪の毛が造られ、その髪が上に押し上げられて毎日生長していく
しかし、毛乳頭への血液の流れが悪くなったりストレスやホルモン・皮脂の過剰な分泌、ビタミン不足といった様々な原因により、毛髪の生長サイクルのバランスが崩れたとき
本来なら生長期の過程にあってこれからまだ3年〜6年も伸び続けるはずの抜けなくてもよい髪の毛が寿命よりも早く抜けてしまう抜け毛が発生する
これが、「異常脱毛」
小生の頭皮を襲った災害の名である
異常脱毛が起こっている頭皮の状態
異常脱毛、それは多くの同胞の頭皮にやってくる災害の名である
理由は様々、複雑な要因が絡まって起こる現象であるため、それを特定するのは難しい
しかし、異常脱毛が起こっている頭皮・毛根には、異変のサインが見られることが多い
頭皮・毛穴周辺
頭皮は常に過剰な皮脂で満たされていることが多い
そのことが原因で頭皮に棲息しているおよそ50種類とも言われる皮膚常在菌の働きや酸化により、
毛穴の入口が刺激を受け角栓が形成され、髪の毛が生えてくる出口が塞がれる
又、角栓がされたことによって出口を失った皮脂が毛穴の中に滞留し、
それ自体が今度は脂栓となり、たまっていく
二つの栓に塞がれ、髪の毛は本来の丈夫な髪の毛に生長することができなくなり、
更には髪の毛が毛穴の中にしっかりと固定しようとする力(毛根固着力)が低下し抜けやすい髪の状態にしてしまう
又、発毛と自然脱毛をコントロールしている毛周期を短縮させてしまい毛根自も働きを萎縮させる
皮脂腺
髪の毛が細くなったり、薄くなったりすると皮脂腺は大きくなり、またその数も大きくなる
男性ホルモンの標的組織である皮脂腺は髪の生成を阻害すると言われている
毛乳頭・毛母細胞
乳頭内の細胞の種類が少なくなっており、毛髪繊維の生成がスムーズでなくなっている
又、形も小型になり、細胞の分裂も衰えている
毛細血管
毛根部分を取り巻く毛細血管網の分布が粗く少なくなる
生長期の毛根でも栄養の供給が充分でなくなるので太毛でハリのある丈夫な髪の毛が生成できなくなる
以上の状態により、本来ならば抜け毛にならずにすむ髪の毛が抜け毛に変身する
抜け毛対策には、様々な方法が提唱されている。
サロンの発毛法で促進する、洗浄ブラシなどで頭皮ケアをする、皮脂汚れをためない、マッサージ器を使って洗浄マッサージ、シャンプーを見直す、発毛・増毛・育毛剤・トニックに頼るなど・・・
抜け毛に関して言えば、飛躍的な効果のある方法は、今だ発見されていない
ネットなどの人気ランキングや口コミを利用して情報収集はいいが、いったい何が原因で、
今の薄毛はあるのか・・・考えさせられる
沢山ある方法の中から、自分の禿部や毛に効果があるのは何かチェックすることは改善への近道か
さすがにマイクロスコープなどを用いることは、なかなか難しいが・・・
ドライヤーの当てすぎ、パーマやブリーチ・ヘアカラー・ヘアスプレーの残り、
ヘアマニキュアの乱用など・・・
まだまだ地肌や頭髪、フケや薄毛の悩みの原因は、尽きないのである