白髪・・・未だ謎の多い、白髪の実態
白髪が知らないうちに生えてきた
生えてくるだけ嬉しいので、大切に育てているのだが・・・
そもそもなぜ髪の毛が白くなるのか
万国共通でどの髪の毛の色の人も年齢を重ねると髪の毛が白くなってるような
食べ物で改善されるものなのか、遺伝子的にどうしようもないものなのか、
白髪は髪の寿命の終わったものだ、と言う人もいる
そうだとすると・・・小生の白髪、徐々に頭皮から抜け落ちるものなのか!?
そう思い、調べてみたところ、意外や白髪のほうがしっかりと頭皮にしがみついているように思う
そう・・・白髪の多い人は、髪の毛が多いような気がしてならないのだ
しかし・・・全て白髪で波平ハゲ、な人は見たことがない気がする
白髪って・・・一体、何だ
以下に白髪の原因などもあわせ、まとめてみた
白髪と、白髪の原因
白髪の原因は、いまだ完全に解明されていない
白髪は薄毛とともに遺伝的な要素が強いとされるが、現在までにわかっていることは2つ
◆京大の研究グループが発見した色素幹細胞毛
色素幹細胞とは、毛髪に色をつける色素細胞(メラノサイト)の元となるもので、
これまでは理論的には存在するといわれてきたものの、
実際は存在や場所の確認がされていなかった
今後白髪のしくみなどかこの細胞から解明されるのではと期待されている
◆もう1つが花王の研究グループが発表した白髪の発生と特定遺伝子の量との関係
毛髪の根元にあるたんぱく質(繊維芽細胞増殖因子)をつくる遺伝子の量が減って働きが悪くなると、
髪に色をつける色素細胞(メラノサイト)の増殖力や毛髪細胞の自然死を回避する能力が低下し
白髪になるというものである
現在、白髪の原因と言われているものは、以下
◆遺伝:どの程度の関連があるかは未解明
◆加齢:体の老化によって、色素細胞が弱ってくるため
◆生活環境:
気温や湿度などの外的要因は勿論、食生活や頭皮のケアの状態によっても大きく左右される
◆病気:
慢性の胃腸疾患やマラリア、貧血症、甲状腺疾患などの病気があると、
急に白髪が増えることがある
また、尋常性白斑ができるとその部分が白髪になったり、
円形脱毛症が治るときに白髪になるケースも
これらは、病気が完治すると、元の黒髪に戻る場合もある
◆ストレス:毛髪とストレスの関係は大きい
これらの原因が、ひとつ、或いは複数重なって白髪が進行すると考えられている
又、漢方では「髪は血の余りである」という考え方をされているそうだ
が余る程に養分豊富であれば、髪は黒く健康になり、
不足すると白髪や脱毛につながる、というのだ
これは、聞き逃せない話ではないか
漢方の観点から白髪を考える場合、
上記の内容を基に基礎体力や体質改善を図ることで
白髪の増加を遅らせることができるとされている
髪の毛は体を形成する上で一番後回しにされているのか?
末端だからダメージを一番に受ける、恩恵を預かるのは最後に、ちょっとだけ
まるでサラリーマンのようではないか
後回しにされた我が髪へ、たっぷりと栄養を与えてやりたい
一晩で髪が全て白髪になった・・・という話をよく効くが、
どうやら髪のメカニズム的には、ありえないことらしい
髪にいいと言われる食事、カルシウムや黒ゴマ・サプリメントを試してみても、
白髪の予防は難しいようだ
現代の医療では、まだまだ白髪に関する情報は不完全である
ただ、髪を黒くする絵の具のタンクのような細胞が、
絵の具を使いきってしまうことで、色が抜け、白髪は起こるらしい
パーマ・ブリーチ・ヘアカラー・ヘアスプレー・ヘアマニキュアをしていると、
早く白髪になると言われていたが・・・
その因果関係は、今だ解明されていない
ここで、一句。
『白くても あるならそれで いいじゃない』